同性愛だから困ることはあるの? レズビアンのクリスマス事情

同性愛だから困ることはあるの? レズビアンのクリスマス事情

同性愛者は、クリスマスに堂々とデートをしているのでしょうか。周りの目が気になって、どう反応されるのか不安になっている人もいるはず……。レズビアンの人たちに取材しました。

【1】同性愛者だから? クリスマスの過ごし方に不安を覚える人も

 LGBTが理解されつつあるとはいえ、まだまだ生きにくい現状です。同性と付き合っている場合に、外で堂々とクリスマスイブやクリスマスデートを楽しんで良いものか、迷ってしまう人もいるようです。

実際、クリスマスに女性2人でラブラブしていて、周りから嫌な思いをさせられることはあるのでしょうか。

レズビアンの人たちに、クリスマスをどう楽しんでいるのか取材してみました。参考にしてみても良いかもしれません。

【2】レズビアンカップルたちはクリスマスをどう過ごしている?

恋人の日であるのは異性愛者にとってだけでなく、同性愛者でも同じです。レズビアンカップルたちは、クリスマスをどう楽しんでいるのでしょうか。

(1)テーマパークに行ったり…

「私達カップルの場合は特に変わったところもなく、(今年は行けませんが)テーマパークに遊びに行ったり、お互いにクリスマスプレゼントを用意し合ったり、一緒にケーキを食べたりして過ごします。聞いてみると女性同士の友人カップルも大体似たような感じだったので、クリスマスの過ごし方に性別はあまり関係無いのかもしれませんね。強いて特徴を挙げるとしたら、お互いの好みや傾向にもよりますが、クリスマスプレゼントを選ぶ際にはお互いに『彼女へのクリスマスプレゼントにおすすめ』とされるようなものを調べたり購入したりすることが有り得る……と言うところでしょうか」(20代後半・女性)

(2)コスパ面から部屋でまったり

「お互いに今まで付き合ってきた男性とは、イルミネーションを見に行ったり、お洒落なディナーに行ったりしていました。しかし、女性と付き合い、『どこのイルミネーションも人が多くて混み合っている』『ディナーも高くつく』ということで、お部屋でまったりクリスマスでを過ごしました。私が作る手作りハンバーグと、彼女が買ってきてくれたホールケーキを囲むクリスマスは、まったりとして楽しかったです。Twitterでは、同じように料理を作って家でのクリスマスを楽しんでいるセクマイカップルさんのツイートを多く見かけました」(30代前半・女性)

(3)あまり計画せず夜景などを…

「私は、外で少し良い所のご飯に一緒に行き、夜景を見に行くのが好きです。そして、家に帰ってから大きいケーキを食べることが多いです。またその際に、プレゼント交換やプチゲームをしても楽しいですよね。クリスマスは大切な人とゆっくり過ごす時間なので、あまり堅苦しく行動計画せずにお互いが行きたい所に行く感じが多いです。レズビアンカップルなのでファッションやお洒落なカフェに行くことが多いですが、お揃いの物を買ったり出来るので凄く楽しいです」(20代後半・女性)

 (4)ドライブデート

「例年はイルミネーションを見たりドライブして美味しいご飯を食べたりするが定番コース。今年はコロナでイルミネーションもおでかけも自粛で残念ですよね。今年のおすすめは一緒に料理。ご存知、無印良品では今年もクリスマスケーキやクッキーなどのお菓子キットが販売されてて、少しの材料で子供でも簡単に作れます。お互いに作り合ってキレイにラッピングしたら、たった一つだけの素敵なクリスマスに。もちろん失敗しても、おいしくなくても大丈夫。それもいい思い出になりますよ」(20代後半・女性)

【3】まとめ

外でのカップルのイチャイチャムードに当てられて、2人でいる=カップルと明確なようで、「周りからどう見られているのだろう」と心配してしまうことがあるかもしれません。

しかし、カップルで楽しむ時間だからこそ周りを気にする人は少ないでしょうし、年に1回のイベントですから、引け目を感じずに楽しみたいですよね!

(Amy/ライター)

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ABOUTこの記事をかいた人

小学館にてプロライターとして記事を執筆をしている戸籍上女子。ライター歴は10年以上で恋愛記事の専門家。脳科学や心理学、生物学の視点から恋愛を解説することを得意としている。また、アセクシャル+FtX(無性)でありながら、LG(B)TQの彼氏を持っているため、セクシャルマイノリティに関心がある。