【3】男性はどうしているときに「愛してる」と言うのか
男性が言葉に対して慎重であったり、相手に言葉で伝えることを女性ほど重視しているわけではないことは、お分かり頂けたと思います。
では、どういった状況に陥ったときに男性は「愛してる」という言葉を口にするのでしょうか。
男性たちに聞き込みを行いました。
(1)特別な記念日
「なんとなく、何回も言うと薄っぺらく感じてしまうんですよね。僕は本気で彼女を好きだから、特別な記念日のときだけ言うようにしています。普段は恥ずかしくて言えないけれど、こういうときは『ちゃんと言うぞ』と覚悟も決まりやすいですよね」(26歳・男性)
記念日はできるだけ女性を喜ばせるために、頑張って愛情表現をするのでしょう。
「愛してる」と言う言葉を価値が高いと思っているための行動だと考えられますね。
(2)結婚を考え始めて本気度を伝えたい
「結婚を意識し始めると、彼女にそれとなく『結婚する覚悟がある』『将来を添い遂げるだけの本気な恋愛だ』と言うことを伝えたいと思うようになりますよね。『結婚しよう』と言うのは、経済的事情や相手方との家族の関係性など環境が整って初めてできることなので、まず気持ちとして『愛している』ということを伝えています」(30歳・男性)
責任が伴う言葉だと思う男性が多いので、結婚を伝えられるほどの準備が整っていなくても、自分に意思がある場合に『愛してる』という言葉で伝えようとするのでしょう。
(3)彼女をどうしても喜ばせたい
「僕は彼女に対して、『大好き』という言葉はよく口にしますよ。でも、『愛してる』は最上級の愛情表現で、ギザというか、大袈裟だと思われそうで、気恥ずかしくてなかなか口にできないです。口にするときは、どうしても彼女を喜ばせたいときで、相当勇気を出したときだと思います」(25歳・男性)
多くの男性にとって「愛してる」というのは、気恥ずかしさが勝る言葉です。
彼の勇気を汲み取って、きちんと受け止めたいですね。
(4)彼女の不安を取り除きたい
「仕事で忙しくて、なかなか彼女に会いに行けないときに『愛してるよ』と言ったことがあります。僕が冷めたんじゃないかとか、かなり不安になっていたので、言わざるを得なかった感じですね。彼女がそんなに悩んでいるなら、恥ずかしいとか思っている場合じゃないし……。ちゃんと愛を丁寧に伝えて安心してもらわなければいけないですよね」(28歳・男性)
必要性を感じると、男性も言葉にします。
しかし、意図的に言わせようとすると冷める男性が多いので、注意したいですね。
(5)聞かれて仕方なく
「彼女に『ねえ、愛してる?』と聞かれて、無視したら不安にさせるだけですよね。言わされてる感はありますが、聞かれたら『愛してる』とは答えますよ。できれば、自分が言いたいタイミングで言わせて欲しいんですけれど……。でも、しょっちゅう催促されたら、萎えちゃうかもしれないですね。そんなに僕は彼女を不安にさせてるの?と自信もなくなるかも」(22歳・男性)
男性が自発的に言うときは、よほど感情が込み上げてきて、「伝えたい」という思いが強くなったときです。
催促ばかりしていると、彼が「自分から言わなくていいや」と思ってしまう可能性があります。
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