恋愛の好きとAセクが異性へ抱く好きの違いは?結婚したい場合は?

【3】アセクシャルだから気づかなかった恋愛の「好き」とAセクの異性への「好き」の違い

自分がアセクシャルだとわかったのは過去の棚卸しをしたからです。

過去を振り返ってみると、アセクシャルであるにもかかわらず、過去において異性を「好き」になったことがあったことに気がつきました。

その「好き」という性質を、ネットなどで調べて分析したところ、その性質が恋愛における「好き」とは違っていたことがわかりました。

(1) 人間として「好き」であるということ

通常の恋愛では「好き」という性質は、「触れたい」「キスしたい」「ドキドキする」「ずっと考えていたい」「離れたくない」などといった感情を持つものであることがわかりました。しかし、アセクシャルにはそのようなことは起こりえないでしょう。

アセクシャルが異性を「好き」になるとすれば、性別を超えた「愛情」のようなものになりうるからです。

通常の恋愛をする人たちが、仲間や友人に対して信頼したり尊敬したり、付き合い易かったりした結果、相手を「好き」になるといったことと同じ性質のものだと考えられるからです。

また、アセクシャルの「好き」は、親や兄弟・姉妹などに対する愛情と似たような性質も持っていると言えます。

(2) アセクシャルの「好き」に「性欲」は伴わないということ

もちろん、アセクシャルは性的欲求を感じる事がないため、「好き」になったからといって性的欲求は持ち得ません。

これは、アセクシャルの「好き」という性質が、人が親や兄弟・姉妹をどんなに好きになったとしても、性的な行為が出来ないことと同じだと考えられます。

しかし、性的な行為をしなくても、人を「好き」になることは出来ますし、大切に思うことは出来ます。

(3) 異性をかっこいい、かわいいで一目惚れすることがない

アセクシャルの「好き」は、仲間に対しての「好き」と同じような性質を持っています。

そのため、無条件で「かっこいい」「かわいい」ということで異性を好きになることはない、と言ってもいいでしょう。

一目惚れはありえないと考えられます。

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