夫婦の営みが大切だから難しい…ノンセクシャルの理想的な結婚生活

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【2】夫婦の営みがしんどい…ノンセクシャルの理想的な結婚像は?

ムラムラしたらエッチをしたいと思うのは当然のことですし、エッチをすることで愛を感じる人も多いですよね。

しかし、性欲がないからこそ億劫に感じ、別のことで愛を確かめ合いたいと思うノンセクシャルもいます。彼らに話を聞いてみました。

(1)友達に近い関係性

「結婚というのは一つの形であって、その結婚で性生活が保証されるのはおかしな話だと思っています。しかし、実際は、夫婦の営みが減ってくると関係性が危惧されたりと、エッチは結婚生活において、かなり重大な比率を占めている印象。私は、できることなら、親友と一緒に過ごすかのような結婚生活に憧れていますし、体で繋がりを持たなくても、信頼関係が育めると思っているので、そういう相手に巡り会えないものかといつも願っています」(Gさん・35歳女性)

(2)頻繁にエッチをしない

「相手に求められれば、別にエッチに応じても良いと思います。しかし、仮に3日に1回エッチをするとなると、1時間下という計算で週に3時間も睡眠時間を削ることに……。それに意味があるのかなと思ってしまうんですよね。本来はエッチはお互いにしたいと思ってするものだと思うのに、相手の性欲に付き合わされてさせられるから、とてもじゃないけれど愛を感じません……。あまり頻繁に求めない人か、僕の気持ちを汲んでくれる人と結婚したいと思っています」(Tさん・27歳男性)

(3)子どもを求めない

「子どもが欲しいノンセクシャルもいると思いますが、僕の周りではあまり欲しいと思っている人がいないですね。子孫を残したい本能が薄いのでしょうか。だから、子どもを作りたい願望の強い人と付き合うと、責任感が出てしまって苦痛に感じてしまいます。もともと、性に関心がないから、妊活のために毎日のように行為することが次第に辛くなってきますし、いつも以上に『子どものためにこういうことをするってなんなんだろう』と冷静になってしまいがちですね」(Hさん・39歳男性)

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【3】まとめ

結婚することで定期的な夫婦の営みがされるような暗黙の了解があるからこそ、ノンセクシャルは苦痛になってしまうことが多いようです。

エッチは愛を確かめ合う行為ですが、ノンセクシャルの意思が無視されてしまうのは辛いことですよね。

そういったことも含めて、理解し合える人と出会えると一層幸せになれそうです。

(Amy/ライター)

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ABOUTこの記事をかいた人

小学館にてプロライターとして記事を執筆をしている戸籍上女子。ライター歴は10年以上で恋愛記事の専門家。脳科学や心理学、生物学の視点から恋愛を解説することを得意としている。また、アセクシャル+FtX(無性)でありながら、LG(B)TQの彼氏を持っているため、セクシャルマイノリティに関心がある。