婚活の一つである「お見合い」どんなものなのか聞いてみた

【5】当日のお見合いの様子

こうして、無事、相手とお見合いの約束を果たしたDさん。

何事もなく当日を迎えました。お見合いの様子はどんな感じだったのでしょうか? 

(1)お金持ちそうな男性が現れる

「当日、待ち合わせ場所を訪れると、高級車から降りてきたスーツ姿の男性。事前に私の車種を教えていたため、わざわざ声をかけにきてくれたようで好印象となりました。軽く挨拶を交わすと、お相手男性が予約してくれたお店まで高級車にて移動することに。二人して車に乗り込むと、なんとなく緊張が緩み、和やかなムードになりました。意外なことに会話も弾み、お相手男性の勤め先が通り道にあったため、話の流れで、外観だけぐるっと回ってくれるという余裕ぶりでした」

(2)緊張を緩和してくれる配慮もある

「しかし、ついた先は、やっぱりというべきか……格式高そうな高級料亭でした。なんだか、一気に私だけ緊張してしまい、お店入り口の飛び石で転びそうになるアクシデントが発生。それが、伝わったのか、お相手男性がチョイスしてくれた席は意外なことに横並び席です。お料理も上品な上、最初から全て御膳に配置されているもので食べやすかったため、お話に集中することができました」

(3)会話の内容は…

「食事中などは趣味の話や、お仕事の話、家族の話など、ごくごく一般的な会話をしました。次にお会いする日程を決めたり、どんな女性がタイプかなどの質問はしたような気がしますが、結婚に関することなどつっこんだ話はせず、軽い感じのものでした。食事を含めて、彼とお話しした時間は2時間くらいでしょうか。そこからまた少しドライブして帰るとなると、夜遅くなってしまいますし、『あまり長くなっても』と気を遣ってくださり、待ち合わせ場所までおくっていただきました。今日のお礼を言ってお開きとなりましたが、終始、紳士的な男性というのが私の感想。そのおかげで、初めてのお見合いは、とても楽しいもので、強引に推し進められた当初とは打って変わって、完全に予想を裏切る結果となりました」

 

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ABOUTこの記事をかいた人

小学館にてプロライターとして記事を執筆をしている戸籍上女子。ライター歴は10年以上で恋愛記事の専門家。脳科学や心理学、生物学の視点から恋愛を解説することを得意としている。また、アセクシャル+FtX(無性)でありながら、LG(B)TQの彼氏を持っているため、セクシャルマイノリティに関心がある。