【3】それぞれ帰国して道を歩み始める……
(1)最後の思い出作り
「彼に、最後の思い出に一緒に日帰りで旅行に行こうと言われ、休みの日を合わせ、シドニーの有名な観光地であるブルーマウンテンに行くことにしました。彼が日本に帰る2日前に、私は友達とタイに旅行に行くことになっていたため、そのブルーマウンテンに行く日が私たちが一緒に一日過ごせる最後の日でした。2人でブルーマウンテンを手を繋いで登り、いっぱい写真を撮りました。そして次の日、お別れの日が来ました。彼は私を空港まで送ってくれて、私との別れに人目もはばからず、泣いてくれました。私もそんな彼に心打たれ、私も少し涙ぐみました」
そして、Wさんも、オーストラリアの次にタイに行くことが決まっていたので、自分の道を歩み始めます……
(2)別れてからも連絡を取る
「私は、タイへ行くための飛行機に乗ってから、彼とのことを色々思い出し、私がタイからオーストラリアへ帰ってきた時には、もう彼はいないんだなと思うと、寂しく思いました。タイに行ってからも、連絡を続け、彼が日本に行っても少しの間、連絡を続けていました。彼は彼女と別れていなかったので、彼女の話をした時、彼女は教員になるため、自分は同じ県にとどまることはしたくないので、彼女とは結婚は出来ないからそのうち彼女とも別れると思うと話していました」
大好きだった彼女と別れを考えていることが発覚しました。
この時点でも、まだ彼はWさんを諦められなかったのかもしれませんね。
(3)遠距離でなにも知らない彼女は?
「彼女は、オーストラリアへ彼が行っていた半年間、彼の帰りもきっと待っていたでしょう。彼は、オーストラリアにいる間も最初の方は、彼女想いな面を見せておきながら、後から振り返ると、実は自分が良ければ良いという印象ですよね。彼は、日本に帰って彼女と、私とのことはなにもなかったかのように過ごしたのでしょう。あんなに毎日一緒に過ごし、空港まで送ってくれて、泣いてまでくれたのに、彼女とは続いておいるのでしょう。なんだか、浮気までしそうなほどだったのに、日本に帰ってからも彼女との日々は続くと思うと、悲しく思いました」
こうした経験もあって、遠距離恋愛になると、彼がなにをしているのかわからなくて不安で、ゾッとしてしまうと話します。
特に彼の場合、最初はあれだけ彼女のことを好きだと話していたのにと思うと、いつ心変わりするかわからないと思ってしまいますよね……。
【4】まとめ
たとえ好き合っていても、知らない時間でなにをされているのかわからないのが恋愛の恐ろしいところですよね。
男性も浮気しないようになればいいんですけれどね……。
知らない彼女がどうしているのか、とても気がかりです。
(杉本レイ/ライター)
- 1
- 2
コメントを残す